審査員コメント
尾瀬
宮崎を中心とした九州地方の料理と酒を提供する居酒屋ではあるが、こちらの〆で食べるラーメン、つけ麺が絶品との噂を聞きつけつて訪問。
最近少しトレンド入りしている昆布水に浸かったとろみのあるつけ麺での提供。居酒屋さんで手間のかかるものを出して頂けるのは感動。とろみには鰹節の出汁を効かせてあるのもまた一手間かけられている。
麺は京都の老舗製麺所の麺屋 棣鄂製のものを使用し、サラリとしていても濃...
なかなか硬質な自家製ストレート麺が浸された昆布水は、量も多めでトロトロ。グルタミン酸の海と化して麺にまとわりつくので、つけ汁を使わずとも旨味が伝わります。鶏油と醤油がキレキレなつけ汁に浸せば旨さ増幅、箸が止まりません。たっぷり入った具の肉も旨し。特筆ものは広い店内。居心地よくてストレス少なく待つことができます。
引き続き「塩つけ麺」を注文。琥珀色に輝く清湯スープは、うま味にドシンとした落ち着きがあり、汁そばとは趣を異にする風雅な味わい。巧いなあ、完璧に作り分けているじゃないか。260gに及ぶ麺も、スープとの相性が絶妙で、瞬く間に完食。これは美味い、美味過ぎる。#つけ麺
2019年10月のリニューアルで脅威の進化を遂げた。
「つけめん」はその場で切り出された自家製麺の完成度が妙々たる仕上がり。ぐにっとした軽い弾力と、ふにっとソフトな部分が共存し、食べ進めることが楽しくなること間違いなし。
ほろほろ鳥をベースとし、鴨ガラや節を合わせたつけ汁も美味。